適切に乾燥させた杉は柱などの構造材として隠れてしまう部分にも、また水に強い素材なので外装材としても使われます。
真っすぐに育つ樹種のため、木目がまっすぐはっきりしていてスマートな印象を与えてくれます。室内でも床材や天井材、壁材や家具などに住宅の内外を問わず活躍してくれて、見た目にも部屋全体が穏やかな印象になるでしょう。
四季のある日本は夏は湿気が体につきまとい鬱陶しく、冬は空気が乾燥して肌も乾燥によりかさつきやかゆみを伴ったりします。住宅を建てる際、杉を取り入れることにより不快な思いを軽減できればと思いませんか。
杉は木材の中でも繊細な孔が多く、湿度が高い時には水分を吸ってくれます、また乾燥している時には水分を吐き出します。この働きにより家の中は心地よく過ごすことができます。
杉は木材の中でも熱伝導率が低く、熱さや冷たさを伝えにくい素材です。冬は床材や腰板などに使うことにより触れたときに温かみを感じます。
真冬に合板フローリングを貼った床に立つと足が冷たく震えてしまいますが、杉材を貼った床では逆に温かさを感じるかもしれません。
杉は”D1樹種”=耐朽性が高い樹種のなかのひとつです。
建築基準法では地盤から1mまでの部分は、防腐のための薬剤処理が必要とされていますが、D1樹種の心材を使うことによって性能表示では薬剤注入などをしなくても良いことになっています。
会社名 | 株式会社工匠常陸 |
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住所 | 〒300-0069 茨城県土浦市東並木町3448 Google MAPで確認する |
電話番号 | 029-869-8915 |
営業時間 | 8:00~18:00 |
定休日 | 日曜日 |